今年は「二月十日」が旧暦ですと「一月一日」つまり元旦となります。
日本はすでに新暦になって久しく、旧暦で行われる行事は少ないですが、中国本土・台湾など中華圏では旧正月を今も盛大にお祝いしています。
こちらは横浜で見かけた龍の飾り
日本は主に大晦日には年越し蕎麦、元旦にはおせちやお雑煮を食べてお祝いしますが、
中華圏では大晦日から沢山のご馳走を並べるのだそうです。
地域によって差はあるのですが、
有名なものは、
・餃子
貨幣の形に似ているので、商売繁盛や家運隆盛を願って食べられる。
・春巻
新しい春の訪れを祝う。
・年糕
餅米で作っているので、お餅のようなものです。日本と似ていますね。
ねんがお、と発音します。これが年高と発音が似ているので、運気の上昇を意味します。
・みかん
お年玉とみかんを子供にあげるそうです。
みかんを意味する桔や橙という漢字の読み方が、成功の成や、大吉の吉、と発音が似ているため、縁起の良い食べ物です。
他にも魚や団子などなど、たくさんの料理を並べてお祝いします。
わたしもふと思い出して、今夜は自宅で餃子を食べました。
最後に、中華風の書き初めです。
「萬(万)事如意」
萬(よろず)の事(こと)意(い)の如(ごと)し、すべてのことが思うがまま!
という意味です
みなさま、良い一年を。
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